たごもりすメモ

コードとかその他の話とか。

#fluentd Casual Talks #2 やってきた&fluent-plugin-secure-forwardの話

なんとなく気分が盛り上がったところで会場も見付かったのでカジュアルに企画して開催してまいりました。
Fluentd Casual Talks #2 : ATND
いつもながら大人数の入る設備完璧な会場を貸していただき、また受付などすばらしいご協力を:DeNA様にいただきました。ありがとうございました!

で、大入りでしたね。発表者だれも決まってなかったのに……w 話すほうも何も事前調整無し、talk完璧に未決定の状態から募集を開始したのに、最終的に面白い発表者、というか豪華メンバーがずらっと並びました。ありがとうございました。

どの話も大変面白かったですが、特に fluentd + esper でストリームに対してクエリを投げるというのがもう、まさにやりたいことというか弊社のIssue Trackerにも項目があってですね、あれを全部rubygemsにパッケージできると夢のCEPエンジン on Fluentdという感じで夢が広がりまくっててやばい、すばらしい、という内容でした。グレートすぎる。

面白い話が聞けたので主催した甲斐がありました。しかもなにも苦労してねえ。満足。そのうちその気になったらまたやるかもしれません。

fluent-plugin-secure-forwardの話

で、自分の話は表題のプラグインをつくったよーという話。スライドはこちら。

前々からFluentdのネットワーク転送に認証や暗号化が欲しいという話はあって、でも誰も作らないなーと思ってたので、あるときふとその気になってさくっと……というにはちょっと頑張りましたが、つくりました。ちょうど Fluentd Casual Talks #2 の話が出たときに作りはじめくらいだったのでその話をすることにして、直前に簡単に仕上げて当日壇上で rake releaseした。

Rubygems: https://rubygems.org/gems/fluent-plugin-secure-forward
Github: http://github.com/tagomoris/fluent-plugin-secure-forward
Ust録画: http://www.ustream.tv/recorded/29298222

当日のセッションでも言いましたがあくまでPoCとして作ったもので、いちおう設計はちゃんとやったつもりだし全く使えないことはないと思いますが、実運用にかけておらず、また自分自身がユーザになることは(少なくとも当面は)ありません。ので、使いたい人がいるのであれば*1その人達にメンテしてほしいなーと思ってます。引き継いでくれる人がいるならgemのリリース権もさくっとお渡しします。

このプラグインに限らずソフトウェアというのは使われて磨かれるものだし、そこで外様が延々ひきずってもしょうがないので、使う人ががんがん開発する、そうでなければさっさと渡してしまう、というような方針でさくさく進めたいですね!

*1:反応を見る限りクラウドサービスをベースにサービスを作っている人達にけっこう需要がありそう?