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たごもりすメモ

コードとかその他の話とか。

Webエンジニアが目を通しておきたいインフラの基本の本

「Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本」を著者の馬場さんから献本いただきました*1。ありがとうございます。

ITインフラの設計やら構築やら運用やらに関わりながら仕事をするようになってそれなりの年数になった。日頃おろそかにしている部分もあれば専門だと思って自信をもってやれることもある。その中でたまに思うのは、何が当たり前で何は当たり前ではないのか、ということがよくわからなくなってきたなあ、ということだ。
障害対応時の心構えは? そもそもシステムメンテナンスにおける心構えとは? Webアプリケーション基盤の設計方法は? 非機能要件にはどのようなものがあるか? パフォーマンスとは何を指すのか? どんなサーバにも入っているツールで調べものをするときの鉄板は? サーバのパフォーマンスを示すグラフの見方は? どのような兆候が出ていたら注意しなければならないのか? どの数字にどういった意味があるのか? あれやこれや。

この本は、専門家を育てるための本ではない、と思う。扱われている内容が、まさに基本だからだ。しかし、おそらくだが、この基本といえる内容は多くの人にとっては当たり前ではないのだろうと思う。

だからこそ、多くの人に目を通してみてほしい。普段運用やITインフラの設計・構築にはあまり関わっていない人にとって、一度目を通してもその内容すべてを学ぶことは困難だと思う。が、ITインフラ全体のどのような領域にどのような種類のノウハウがあるのかについて、なんとなく概観できる、という点で本当に価値がある本だと思う。一度目を通したら、あとは気になったことがある度に、いつでもこの本の内容に戻っていけるだろう。

自分にとっても、多くの人にとっての基本とは何なのかを再確認できるいい機会をいただいたと思っている。ありがとうございます。

*1:だいぶ前に!!!