Illustratorとか持ってない人が簡単安価に名刺を作る方法
今日の午前中はコード書けない予感がするので(ぉぃ
前提
Adobe Illustratorとか持ってなくて、デザインぽいことはKeynote(and/or PowerPoint)でしかできないぜ! という人向け。キンコーズ使うから近くにあると嬉しいな。
自分はキンコーズ前の作業は全部iPadのKeynoteでやりました。
大まかな流れ
だいたいこんな感じ。
- Keynoteで名刺デザインをテキトーに作る
- 91x55で作っておくと後がラク
- Gmailか何かにデータを送る
- キンコーズのレンタルPCでIllustratorのデータにする
- USBメモリに移して入稿
細かくいくぞ
Keynoteでデザイン作成
まず名刺のだいたいのデザインを作成します。Keynoteで真っ白なページをひとつ作って使います。
1枚の画面いっぱいに描いてもいいですが、縦横比を合わせるため、画面内に縦910px横550pxの四角を描き、その中でデザイン作ると後の調整がラクです。できるだけ縦横比は合わせておきましょう。
ここで好きなようにデザイン作ります。あとでIllustratorでアウトライン化するので、Macにありそうなフォントなら何使ってもOKです。写真等を入れる場合はできるだけ高画質なものを入れておきましょう。またフチ付近は印刷・裁断時に問題が出ることがあるので3〜5mmは空白をとっておくと良いとのことです。
できたら、作成された .key ファイル(もしくは .pptなど?)を、インターネット経由でどこかに置いておきます(Gmailとか)。USBメモリを入稿用に持っていくので、それに入れて持っていってもいいですね。
さてキンコーズに行きましょう。USBメモリを持っていくのを忘れるな! データがネットにあっても、入稿用にUSBメモリは必須だぞ!
キンコーズで調整
キンコーズ着いたらまず「名刺作りたいんだけど」という話をしておくと、PC作業のときに様子を見に来てくれてアドバイスしてくれたりする(かもしれない)ので、先にしておきましょう。
その上で、Illustratorで調整するからPC(Win/Mac)を貸してくれ、と申し出ます。空きがあるところに案内してもらえるでしょう。
作業の最初に、まずデータをPCに移します。GmailからダウンロードなりUSBメモリからコピーなりしましょう。
移したデータをKeynote/PowerPointで開きます。またAdobe Illustratorを起動して文書を新規作成し、縦横を91mm x 55mmで指定します。Keynote/PowerPoint上で配置した全オブジェクトをコピーし、作成したIllustratorファイルに対してペーストします。アプリ間のコピー・ペーストなら、それぞれがベクタオブジェクトとして移せるはず。
ペースト後、台紙(91mm x 55mm)に全体のサイズが合うように拡大縮小します。縦横比が合っているように作ってあれば全部まとめてサイズを合わせるだけですが、作成時に縦横比が合ってない場合には個々のオブジェクトの配置や縦横比調整も必要になるかもしれません。
各オブジェクトをちゃんと配置したら、作成時のワク線がある場合は削除してしまって構いません。その状態でファイルを一度保存しましょう。(.aiファイル)
更に入稿用データを作るため、フォントのアウトライン化をします。文字オブジェクトをすべて選択し、アウトライン化の作業(メニューから書式→アウトライン化? なんかそのへん)を行って、その結果のファイルを別名ファイルに保存。これが最終的な入稿用データになります。
入稿!
作成したデータ(念のためアウトライン化の前後両方のファイル)をUSBメモリにコピーし、窓口に持っていって入稿します。用紙や片面両面を選択し、出来上がり時間の指定などを行ったら依頼が完了です。見本を見せてくれるので、確認したら出来上がりを待ちましょう!