たごもりすメモ

コードとかその他の話とか。

知見はblogエントリに書けという話、またはWeb業界における @oranie 消失のリスク

このエントリに書くことはほとんど与太話なのであまり真面目に受け取ってはいけない。

特定のツール/ソフトウェア/業界であれこれやっていてTwitterに何となく書いたりしていると、かなり詳しい人からダイレクトに反応があって議論が進み仕事も進んでみんなハッピー、ということがある。自分だけじゃなくて、割と周囲を見てても起きてるなーと思う。
特に、だいたい詳しい人とかはそれぞれお互いのやりとりも見てるので、後日になって「あの人とあの人がこんな話を」というと、みんなけっこう覚えてて、ああお仕事の役に立ってますね、ソーシャルネットワーク万歳! となる。

が、これ、実際あまりよくない。tweetは流れちゃって後から追いにくいし、その時に両方をfollowしてないと会話が追えないし、まとめて集積されないと多少その道に詳しい人でないと全体像をとらえるのが難しかったりする。

これらの問題は特にできたばかりのソフトウェアに顕著だ。
試した人が「こういう問題がある! 使い方にはこういう注意が必要!」という話を上げたとき、Twitterでも(近いところに詳しそうな人がそれなりにいる場合だが)反応はそれなりにやってくる。ああそうだよねー、それには注意しないとねー、で満足する。してしまう。
たいへん良くない!

ところで近年の Fluentd 界には @oranie さんという人がいて、この人が「アルファヒトバシラー」と言われるほどにあれこれ問題を踏み抜いてはblogエントリに詳細を残してくれるので、みんなしてありがたやーありがたやーと思っていた。

#fluentd fluentdでログ集約する際にwarnが多発した件 - iをgに変えるとorangeになることに気づいたoranieの日記
#fluentd GrowthForecastでグラフ描画がエラーになってしまう対処方法 - iをgに変えるとorangeになることに気づいたoranieの日記
#fluentd fluentdでtype copyを使う時書く順番で破壊的な変更が影響を及ぼす件 - iをgに変えるとorangeになることに気づいたoranieの日記

このくらい詳細に経緯と状況と予後を報告している人がいると当然みんな注目する。というか、実際すごく助かる面も(他の人から見て)すごくいろいろあるわけですよ。blogエントリ書いても注目されない、見に来る人がいないとか言う人は oranie さんのマメさとエントリの書き方を見習うべき。

しかし数ヶ月前に @oranie さんの職場状況が変わってしまい、我々としては深い悲しみに沈んでいるわけですよ。かえして! あの日のオ○ニ○さんを返して!

なんの話だっけ。
そうそう、Twitterに放流して満足してないでblogエントリを書こう! というだけの話でした。