たごもりすメモ

コードとかその他の話とか。

Docker 1.8 に Fluentd logging driver が入りました

以前に書いた話の続きなんだけど、Docker 1.8が出た。

blog.docker.com

で、それに Fluentd logging driver が入っている。これで Docker container で起動したプロセスのSTDOUTやSTDERRを直接Fluentdに向けて投げることが可能になった。Dockerにpull-reqを送ったのは初めてだったんだけど、無事マージされてリリースまでこぎつけたので、本当に出たときはほっとした。途中だいぶ大変だったので……。

Collecting All Docker Logs with Fluentd | Treasure Data Blog
5 Use Cases Enabled by Docker 1.8’s Fluentd Logging Driver | Treasure Data Blog

Treasure Data blogで既にいくつかエントリが出てる。あと既に試したりしてる人もいるよう。すごい。

dev.classmethod.jp
qiita.com

概要などについては以下のスライドがわかりやすい。

ということで、Dockerもだいぶ便利になりました! Enjoy Logging!

JRubyConf.EU と Eurucamp に行ってきた

JRubyConf.EU 2015 のCFPにsubmitしたproposalが通ったのでポツダムに行ってきた。……のは7月末〜8月頭にかけてだったのでもう2週間以上経ってしまった。反省。
ポツダムドイツ北東部、ベルリンのすぐ隣の街。人生で最も遠くへの旅になった。旅費はTreasure Dataに出してもらった。ありがたい。

http://40.media.tumblr.com/a71c888ce9c180df473de710efc7a237/tumblr_ntbbol51W11s76egdo2_400.jpg

すごくよくオーガナイズされたカンファレンスで、主催者にはあれこれ親切にしてもらって、滞在中は不便なことは皆無だった。ぐれーと。

話したスライドはこちら。JRubyJavaなソフトウェアの上にプラグイン層を作るために使うと良いよ、という話。

JRubyConf.EU は Eurucamp という別のRubyコミュニティのカンファレンスのイベント内イベントという感じ。なのでJRubyConfには参加せずEurucampのみの参加という人もすごく多くて、スピーカーとしての立場が使えない英会話を行わざるをえなかった。なけなしの英会話力をふりしぼっている側にはけっこうきつい。今回は日本から行ったのは自分だけだったので、途中でコミュ力を使い果たしてカンファレンス最終日はほとんどくたばっていた。Eurucampはコードよりはかなりコミュニティ側に寄った内容のトークばかりだったというのも、まあ、あるかなあ。参加者の人に聞いたらこのカンファレンスが特徴的にそうらしいけど。

話した中ではやはり日本は遠い……ということでTDもFluentdもあまり知られていない。けど話すとそれはいいね! みたいにわかってはもらえる。もっと人の行き来が増えるといいなー、というか、もっと向こう行って話さないとな、というところ。遠いんだけどねえ。
LogStashの開発者と話せたりというあれこれはあった。日本に長いこと住んでいたドイツ人の人とか、日本の企業でリモートで働いているベルリン在住の人とかとも話せて、いやはや世界は広いのか狭いのか。貴重な経験だった。

ということで面白かったんだけど、次は10月にEuruko 2015がオーストリアザルツブルグであって、こっちも通っているので、また話しに行くのでした。

www.euruko2015.org