RubyKaigi 2026
4月22〜24日に函館で行われたRubyKaigi 2026に参加してきた。もう2週間以上経ってるよ、うへえ。
今回はRuby Boxが入った後のRubyKaigiで、オープニングキーノートをやることになっていた。ので、やってきた。結果、RubyKaigiに参加しつづけてもう結構な年数になるが、まさかこんなに特別なRubyKaigiというものがあるとは正直思ってもいなかった。楽しかったー。
しゃべった
The Journey of Box Building - RubyKaigi 2026
オープニングキーノートということで、Ruby Boxとは何かをざっくり説明したのち、Ruby Boxの実装上の話をRuby VMの解説もあわせてやったのち、せっかくのキーノートだからということで個人的な話を締めにもっていって話した。55分くらい、を数分過ぎてもいいやのつもりで個人的にはゆっくりめにしゃべったんだけど、終わってみたら数分早くて、あれ何か大事なことを話し忘れてない? と不安になってしまった。


個人的にはRubyKaigiのキーノートでRubyの実装の話をえんえんする、というスタイルのやつに強い憧れがあったうえ、元々プロポーザルとして出していたのもそういう内容だったので、それをそのままやった。ただ全員が聞くものなので、Ruby VMの中身の説明を元々の意図よりもかなり丁寧にやるようにしてある。Ruby VMの中身をいじろうと思うと知らなければならない内容なんだけどまとまった説明があまりどこにも無いという類の情報だったので、これはこれでやって良かったかな。後のセッションでもその内容に触れているものもいくつもあったし。


とはいえせっかくキーノートだし、というか話の最後に入れたエピソードがあっての函館だし、ということで、個人的な話も入れさせてもらった。ちょっとエモ方面。まあキーノートでくらいいいじゃんね? と思ったけど、思っていたよりも「あれがあってキーノートぽかった」と受け止めた人がいたのはちょっと面白かった。キーノートっぽい、にも人によって色々ある。しかし3年前の松本で話していた内容はずーーっと頭にあったので、それを最高の場所で紹介させてもらえて良かった。

会期中、いろいろな人から良かったと言ってもらえたのも嬉しかったですね。やはりキーノートは聞いてくれてる人の率がぜんぜん違う。すごいわ。楽しませてもらいました。
参加していた
オープニングキーノートは真っ先に終わるのがすばらしい。ということでいきなり終わって頭がパーになったので、気楽に参加していた。初日夕方のLTで @joker1007 さんがRuby Boxを悪用(?)する話をじつに楽しそうにしてたのが嬉しかった。Parserギャングの活躍はいつもながらすごいが、今回は特にPicoRuby勢、というか組込みまわりで人々が楽しそうに開発してるのがいいなーという気分。
あとはぺんさんの数字の話がとてもよかった。ああいう改善があってRubyの用途が広がってるんだし、内容としてもどうすれば計算が高速になるか、という実にわかりやすくて共感できる話だった。話し方もぺんさんはいつもシャレがきいてて、聞いててとても楽しい。
Ruby Committers and the Worldは壇上には初参加。自己紹介して、あとはまあちょっとコメントしたくらい。個人的に出したい話はあったんだけど時間がなくて回ってこなかった、ちょっと残念。その他、本屋でのサイン会とか、技術書紹介イベントとかに顔を出しつつ、3日目は少し話を聞き疲れたので開発をやったりとかも。
パーティー関連、今年はRubyKaigiあわせのビールが大量に作られたとかで、ずーっと飲んでた気がする。もちろん夜中のWhite Seedでもずっと飲んでた。おいしかったですね。函館ならではの食べ物やらも観光にとってた日程とか数人で行った店とか、あれこれ楽しんでた。いやあ、函館、最高ですね。
その後
RubyKaigi前からやっててRubyKaigi期間中にも手を動かしてた変更はそろそろmasterにマージできそう。あとはRuby Boxが4.0に入った効果として、自分以外の人からも改善のpull-requestが来るようになって嬉しい限り。まだ安定して使えるようにいくつかやるべきことはあるが、そのへんが終わったらRuby Boxを使う側のコードも書いていきたい。
これから
6月の松江Ruby会議12には行こうかなと思っている。通ったらLTもやる。
来年のRubyKaigiは宮崎だ! 子供の頃に行ったきりで大人になってから行った経験がないので楽しみ。また来年お会いしましょう。






