Linux mdを構成したら実戦投入する前に実施しておくべきたったひとつの重要なことがら
再起動し、再起動後に md が正常に構成されているか cat /proc/mdstat して確認する。
なんで?
Linux md はパーティションタイプ fd (Linux RAID AutoDetect) になっていれば、OS起動時にアレイ構成に必要なパーティションを自動的に集めてきて md をスタートさせてくれる。アレイの構成情報自体は現在であれば各パーティションのスーパーブロックに書かれているので設定ファイルなども必要ない。
なおパーティションタイプが fd でない場合はこういう動作は行われない。またOS起動時に見付かったディスクが1台だけとかでアレイを編成することがそもそも不可能な台数であった場合も md のスタートは行われない。
で、たとえば1台だけパーティションタイプを変え忘れていたら? 1台failした状態でアレイがスタートされてしまう。これはやばい。ここでもう1台がfailしたらとか考えたくねえよwww
ということで、まあ目視してもいいんですけど、他のチェックもあるだろうし。とりあえず再起動。大事なデータを書く前に。おすすめです。
いやまあ
要するに、まさに今、手元でやっちゃったんだけどね……。