YAPC::Asia Tokyo 2014 ベストスピーカー2位ということで地方pmに3回行かせてもらえる権利のうち1回目を行使しました。ありがとうございます。
主催の @aloelight さん、会場を提供してくださったクリプトン・フューチャー・メディア株式会社さま、ありがとうございました。ボーカロイド作ってる会社!!! とかテンション上がっておりました。
で、せっかく行ったので自分も自分にできる話をしました。
ちょっと散漫な内容になりましたが、思うところをあれこれ突っ込んであります。障害対応とはつまり過負荷障害の対応シミュレーションだったんだよ!!!
という冗談は(半分くらい本気ですが)置いておくとしても、運用系モニタリングとサービス改善のためのデータ分析は実際に技術領域としてかぶるところがあるなあとは最近よく思っています。
みなさんにもぜひ、どちらかの目的だけでもいいから始めてみていただきたい。
お手軽なデータ収集からでも。けっこう効果があると思います。
最近はFluentdとかもあるしね!
当日聞いた話、内容自体はもう普通に普段東京で聞くような勉強会の話と変わらず、面白かった。あんまり普段聞かない話を聞いた気がする。
SECCON CTFを主にやっています、みたいな人の話は普段東京の勉強会だと聞く機会があまりなく、コミュニティが細分化されちゃうとそういう弊害があるなあ、というか、もっと他所のコミュニティに顔を出せよという話なんだけどいやいや、みたいなことをぐるぐる考えていた。
あと会場で聞いてみたところ、やっぱりWebサービス業者は東京に集まっているのか、そういう仕事の人はあまり多くないみたい。とはいえ請負一辺倒というわけでもなく、パッケージソフトウェア開発の人も……って、よく考えたらクリプトンの人がいたからそりゃそうだな。今頃気付いた。懇親会でもその話をしてたのに。
あとは聞いたところによるとRubyのコミュニティ(?)はもうちょっと大きいらしい、とか、結局コミュニティ運営は主催者のやる気が、みたいな話も。そのあたりはどこでも変わらないなあ。
今回のHokkaido.pmはATND上で13人という参加者数で、ちょっとさびしい気もするが、そうは言ってもヒカリエのPerl Casualも100人集まらないし、時代なのかどうなのか、いやいや、みたいな話も。うーん。人数多くなるとそれはそれで開催が面倒になる部分もあるけど。
印象的だったのは函館や釧路からの参加者がいたということで、200kmとか400kmとか恐ろしい距離を勉強会のためにやってくるということ。すごい。そのへんの距離感は聞いてるとまったく理解できなくて、会話のなかでしばしば混乱してた。400kmって……。
YAPC::Asiaは日本のみならず世界中から開発者が集まってくるけど、国内のあちこちでも、こうやって近隣から人が集まってくるイベントがあれこれあるといいなあ、色んな人と話せるし、などと無責任に思う。都合が許すならそういうところでふらふら遊びに行きたい。(あと2回権利がある!)
まあそういう感じで、技術にまみれた旅行でした。天国かと思った。楽しかった。
あと2回権利があるので、ぜひ地方pmに呼んでください! 行きます!