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たごもりすメモ

コードとかその他の話とか。

EuRuKo2015に行ってきた

EuRuKo 2015 に出したトークのproposalが通ったので話しに行ってきた。往復旅費は現勤務先であるTreasure Dataに出してもらいました。ありがたや。宿泊費はなんとオーガナイザーが出してくれた。すごい。
2ヶ月ぶり生涯二度目のヨーロッパ、今回はオーストリアザルツブルク。あいかわらず行くのは遠いし乗り継ぎも必要でちょっと大変だけど、それでも行ってよかった。たいへんよかった。

前のドイツ行きとちがって今回は日本から他の参加者もいたので、というかまつもとさん、笹田さん、鳥井さんという……ひええ、超豪華メンバー、だったので、英語で疲れたときに普通に日本語で話ができるのがありがたかった。あんまり大勢日本人がいるのも風情がないが完全にぼっちというのもきついので、このくらいだと英語でしゃべる機会もそこそこあるし、いいな。

ということでしゃべってきた。

ふつうに会社名をタイトルに入れてCFPに応募したのが通ったからそのまましゃべってきたんだけど、カンファレンス全体的に他のスピーカーの人達がまったく自社企業のアピールをしないので、ええコレまずかったのかな、という気分にちょっとなったのは事実。でもこれで通ったしなあ。
データ解析系の話は縁が遠い人が多いのかなという印象の反応だったけど、それでも終わったあとで色んな人とあれこれ話をした。自分で作ってる人はやっぱりデータストアやら何やらに苦しんでいる人が多いいっぽう、自分でHDFSとかをホストせずS3に頼ったほうがよいアーキテクチャだということには懐疑的な人も多いようだった。いやー、S3のパフォーマンスすごいよ、という話を何度かした。
いっぽう縁が遠い人にはなんでいちいちそんなソフトウェアを自分達で(Rubyで)書いてるんだ、ということがうまく伝わらなかったようなので、その部分はもっとちゃんと話すべきだなあという感じ。じつは同じ話で RubyKaigi 2015 にも通っているので、そのあたりを直してやりたいと思ってる。

他のスピーカーの話は、なんというか、いろいろ。あまりプロダクションシステムの話をする人は多くなくて、教育だとか素朴な要素技術(SSL/TLSの話とか!)とか、良くも悪くもアカデミックに近いというか開発者コミュニティそのままのカンファレンスという手触りだった。これはEuRuKoだからなのかヨーロッパだからなのか、興味深いところ。隣に座ってた人と話してたらPerl6を話の例に出されてうおっヨーロッパっぽい! と思ったこともあった。

雑談してるときの英語にほとんど困らなくなってたのはよかった。プレゼンテーションも資料を作るところ含めて日本国内でやる場合とほぼ同じ程度の準備、で、まあ英語についてはそう悪くなくやれたんじゃないかな。これはTreasure Dataに入ってから明らかに進歩したところだと思う。

しかしザルツブルクはとにかく街がすごい。まさに多くの日本人が色んなものの刷り込みの結果脳裏に思うような、古き良きヨーロッパの街だ! という感じがする。だって川と橋と教会・聖堂と広場と市壁と断崖と城だぞ。石造りの建物が密集してその間に狭い路地がはりめぐらされてるし、ちょっと山っぽいところを歩いていると木々のむこうから古い城館が現れるし、あちこちに怪しげな門があるし。もうたまらん。

あとは肉を食べ肉を食べ芋を食べチーズを食べ肉を食べ。

ビールビールビールビールビール。

ザルツブルクにも大きいビールメーカーがあるらしいし、そのほか地方のビールもあれこれあった。そんなに多く飲んだわけじゃないけど、けっこう満足できる感じでたいへんよい。

ウィーンだと甘いものがすごいことになってたらしいが、ザルツブルクでもちょっとだけ楽しんだ。よかった。

ということで、非常に良い旅行だった。来年はブルガリアのソフィアらしい。
とにかく普段と異なる経験、USやアジアのカンファレンスに行くのとはまた全然違う経験ができるので、未経験の人には本当にお薦めです。楽しかった!